札幌ユルマラソン

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札幌から小樽まで走るという無謀な計画の話

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「30kmの壁」というものがある。 フルマラソンの後半、特に30km以降になると、急にペースが落ちてしまう現象らしい。

今日は、「30kmの壁」を体験すべく、 軽い気持ちで、札幌から小樽まで走った思い出を書こうと思う。※なお画像は、当時を思い出しながら、 ごく最近撮ったものだ。

 

ある休日、ふと思い立って、札幌から小樽まで走る計画を立てた。

前々から長距離に挑戦したいと思っていたのだが、 なかなか実行できずにいた。
札幌から小樽の朝里という町までは約30kmで、 そこから小樽まで12、3km。 距離がちょうどいいし、 普段も車ではよく走っている道なので、迷うこともない。

創成川通りからスタートして、朝里までのルート

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景色を見ながら、気持ちよく走れるだろう。 本当にそう思っていた。
天気はそれほどよくなかったが、 思い立ったが吉日と言わんばかりに、
走り出してしまった。

1kmも走らないうちに、雨が降ってきた。 このときはまだ、雨の日対策などしていなかったので、 ただただ、ずぶ濡れにになった。

しばらくすると小雨になったが、今度は風が強い。 前に進むことが難しく、雨よりもきつい。

なんとか気合いで、10kmほど進んだが、
情けないことに、そこで足が止まってしまった。

とにかく寒く、おなかが減る。
我慢できずに、途中、おにぎりとからあげを買って食べた。 しかし、あまり回復しない。後で調べたら、お米はエネルギーに変わるまで 、時間がかかる食べ物だった。 そんなことも知らなかったために起きた悲劇だった。

中間地点の国道337号線

車でも走りやすい、広くて大きな道路。

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歩きも交えながらではあるが、ここまでやってきた。

気がつくと、あたりはだんだんと暗くなり、 雨もまた強くなってきている。

広い道であるがゆえに、強風と大雨に正面から襲ってくる。なぜか、犬の遠吠えがあちこちで聞こえてきた。 犬はいない。

小樽の看板

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もう少しだと思ったが、そこに見えたのは、長い上り坂。
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雨も風もまったく止まない、
坂を越えても、また上り坂。

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車で走るのとは訳が違う、ようやくこのとき気づいた。 多分、あの時の顔はとんでもない顔だったろう。

雨でびしょぬれ、風は強く寒い、お腹もぺこぺこ、
なにより思うように走れず、イライラしていた。 そばに生えている草に八つ当たりをした。

無念のタイムアップ

やけくそではあったが、 歩いてでも、ゴールまでは行きたかった。

出発してから4時間後の目的地に、 奥さんに迎えにきてもらう予定だった。
だいたい時間もあれば着くだろう、 という浅はかな考えが、ここでも露見する。

しかし、峠の途中、真っ暗な中走っていると、 前方に1台の車が止まった。
見慣れたその車が、4時間経ったことを教えてくれた。

結局、目標を達成することはできなかった。 悔しくて情けなかったが、帰り車の中、僕はほっとしていた。 雨風、慣れない坂道、街灯が少なく暗い道路、その中に自分ひとり。

そんな状況に追い詰められていたのもあり、 暖かい車中で、力が抜けた。帰りもランニングで帰るという計画にしなくて本当によかった。

そんな辛い体験だったが、この体験があったからこそ、 エネルギー補給などの勉強もするようになった。

さいごに

走るコースももっとよく考えるようになったし、 装備についても見直すいいきっかけにもなった。

「30kmの壁」については、 そのほかの壁が高すぎて、感じられなかった。

きっと、札幌から小樽まで走れるランナーさんは、
たくさんいらっしゃると思うが、自分には早すぎる経験だった。

初心者は、お散歩感覚で札幌小樽間を走ってはならない。

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